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東根市
地域包括支援センター
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お知らせ

2021/09/14

山形盆地断層帯

| by センター

 山形盆地断層帯は、大石田町から村山市、河北町、寒河江市、中山町、山辺町、山形市を経て、上山市に至る断層帯です。全体の長さは約60kmで、概ね南北方向に延びています。過去の活動時期の違いから、大石田町から寒河江市に至る山形盆地断層帯北部と、寒河江市から上山市に至る山形盆地断層帯南部に区分されます。

 

山形盆地断層帯は、過去の活動と同様に北部と南部の2つの区間に分かれて活動すると推定されますが、断層帯全体が1つの区間として同時に活動する可能性もあります。

 山形盆地断層帯北部では、マグニチュード7.3程度の地震が発生すると推定されています。本断層帯北部は、今後30年の間に地震が発生する可能性が、主な活断層の中では高いグループに属することになります。

 山形盆地断層帯南部では、マグニチュード7.3程度の地震が発生すると推定されています。今後30年の間に地震が発生する可能性が、主な活断層の中ではやや高いグループに属することになります。

 山形盆地断層帯全体が同時に活動する場合には、マグニチュード7.8程度の地震が発生すると推定されます。

 

マグニチュード7.3程度とは、どのくらいでしょうか。ちなみに、平成20年6月14日に起こった岩手・宮城内陸地震はマグニチュード7.2でした。最大震度6強で、震度3以上を観測した地域は、北海道から神奈川県まで広範囲に渡りました。また、震度1以上の余震は626回観測されました。これと同じ程度の地震が起こる可能性があります。

 

災害に強いと言われている山形県ですが、日頃より防災の意識を持って生活をしましょう。


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