高齢者の参加できるボランティア活動の種類
〇介護施設での利用者の補助
介護施設で、利用者の話し相手になったり、食事の配膳を手伝ったり、レクリエーションのサポートを行ったりします。直接感謝の言葉をもらえることが多いので、やりがいにも繋がります。
〇地域ぐるみでの子育て支援
地域ぐるみの子育てを目的として、ファミリーサポートセンターに登録し、協力会員として活動することもできます。
〇新薬の有効性を試す治験
まだ発売されていない新薬の有効性を確認するボランティア活動です。もちろん、摂取するのは国が安全性を確保したもののみです。
〇社会教育施設のガイド
社会教育施設でガイドをします。特に資格は必要ないので、アートが好き、動物が好きといった気持ちがあれば挑戦できます。
〇公園などの清掃活動
清掃のボランティアです。早朝から行われることが多く、自然に触れることができるので、気分転換にもなります。地域貢献と、目に見える形での成果があるのでやりがいがあります。
高齢者がボランティア活動に参加する場合の注意点
〇体力面を考慮する
高齢になると、自分が思っているよりも体力が落ちている場合があります。無理をし過ぎると、急に休むことになって周囲に迷惑がかかってしまったり、自身の健康状態も損なわれてしまったりします。自分のできる範囲でのボランティア活動に参加しましょう。
〇協調性を大事にする
ボランティア活動は団体活動なので、何よりも協調性が大事です。周囲と協力していく姿勢を忘れないようにしましょう。
〇怪我や病気が心配なら保険に加入する
ボランティア活動中に起こった怪我や病気に対して保険金が支払われる、ボランティア保険というものがあります。特に高齢者だと、ボランティア活動中に転倒してしまった、熱中症になったなどのトラブルに見舞われることがあるので、心配な場合は加入を検討しましょう。