1日の食塩の摂取量は男性７.５ｇ未満、女性６.５ｇ未満（厚労省　日本人の食事摂取基準2020より）となっています。なお、WHOでは1日５ｇ未満となっています。
ある程度の塩分は熱中症予防などのためにも摂取した方がいいですが、摂りすぎると高血圧の悪化や脳血管疾患などの発症の原因になるので、適正量を心がけましょう。和食は健康にいいといわれますが、しょうゆやみそなどは塩分が多く含まれているので注意が必要です。

減塩のため、と料理を薄味にするのもひとつの方法ですが、加齢とともに味蕾が減るので、特に高齢者は塩味を感じにくくなり、物足りなさを感じてしまいます。主菜は濃いめの味付けにしたら副菜は薄味にする、酢やレモンで酸味を加える、香辛料でメリハリを加えるなど味付けを工夫してみましょう。減塩商品を使う方法もあります。