今日も30℃を越える真夏日の予想が出ています。
連日熱中症で搬送されたニュースもあるので、熱中症予防を心がけましょう。高齢者は若い人と比べ気温・体温の変化に鈍くなってくるので、特に注意が必要です。

熱中症と聞くと炎天下で活動した時になるものとイメージするかもしれませんが、高齢者の半数は屋内で熱中症になり救急搬送されています。
「まだそれほど暑くないから」「家の中だから」と油断や過信をせずに、涼しい環境づくりをしましょう。室温２８℃以下、湿度７０％以下になるようにしましょう。扇風機は空気を回しますが、涼しい空気を出すものではないので、エアコンと併用がおすすめです。もしくは、扇風機の前に濡らしたタオルを干しておくと気化熱で風が冷たくなるので試してみてもいいでしょう。
また、喉が渇いていなくても１日１.２リットル以上の水分を摂るようにしましょう。じっとしているとのどの渇きを感じにくいので、時間を決めてコップ1杯ずつ飲みましょう。普段の水分摂取は水や白湯、麦茶がおすすめですが、汗をたくさんかいた時は、スポーツドリンクや経口補水液で塩分補給も忘れずにしましょう。