あいにくの空模様ですが、今日は年に1回の七夕です。年1回はしておきたいこととして健康診断・人間ドックがあります。
高血圧や糖尿病等で定期的に通院していると健康診断なんて必要ない、と考える方もいると思います。年を重ねれば重ねるほど、普段から病院に行っているからと優先順位は低くなる傾向にあると思います。

持病での受診と健康診断・人間ドックは目的が異なります。
普段の受診は、持病の疾病コントロールを目的としています。内服薬の効き具合の確認、慢性疾患の急性増悪（重症化）の予防です。患者本人が自覚してる病気や症状について診察・治療を受けます。
健康診断・人間ドックは、病気の早期発見・身体状況の経年変化の確認を目的としています。自覚症状がなくても病気が進んでいる場合もあるので、普段の受診ではみる機会の少ない箇所に病気がないかを各種検査で確認します。がん検診もこちらにあたります。毎年健診を受けていると、去年の自分との比較ができるので、生活習慣の見直しにもつながります。

東根市でも市民を対象に健康診断・人間ドックを実施しています。
今年度分は3月頃に申込書が各家庭に送付されましたが、新規での申し込みも可能です。東根市子育て健康課にお問い合わせください。
また、かかりつけ医でも実施できる場合がありますので、受診時などに相談してみてください。