7月9日に、東根市内の高齢者が熱中症で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

一般的には、最高気温が25度を超えると患者が発生し、30度を超えると熱中症で死亡する人の数が増えはじめると言われています。（ちなみに、東根市では、9日は、最高気温が27度でした。）
気温が低くても、湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、熱中症への危険が高くなります。湿度が80％以上ある時は注意が必要です。
また、晴れた日は、直射日光や地面からの照り返しが熱中症の危険を高めます。照り返しはコンクリートやアスファルトでは強く、芝生や土では弱くなります。
さらに、風が弱い時は、汗をかいても体にまとわりついて蒸発しにくくなり、体温を下げる効果を弱めてしまいます。熱が体にこもりやすくなるので危険です。
外の作業や散歩を行う際は、日陰などで、こまめな（できれば、のどが渇く前に）水分補給、休憩を入れてください。また、まわりに（２ｍ以内に）ほかの人がいない場合は、マスクをはずし、熱中症予防に取り組んでください。