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東根市
地域包括支援センター
住所:東根市中央一丁目
         3番5号
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お知らせ

2020/09/10

雷に注意してください

| by センター
雷のシーズンは、一般的には夏のイメージですが、日本海側は10月から2月の冬期間が多いという統計が出ています。

電気を通しやすい物=危険、電気を通さないもの=安全とは限りません。
以前は、金属製品を身につけていると落雷に遭いやすいという誤った認識が一般化されていました。これは、落雷で死亡した人が身に着けていた金属や衣類の金属が溶けていたり、金属に触れている部分の皮膚が著しいやけどを負っていたりしたことから生じた誤解です。現在では、身につけた金属製品には、人体を流れる電流値を減らす一定の効果があることが分かっています。ただし、傘やゴルフクラブなどを頭より上に掲げることは、雷を誘引するため危険です。
 また、身につけた長靴やレインコートなどのゴム製品に安全効果があるというのも誤った認識です。雷の高電圧に対し、ゴム製品の絶縁効果は皆無であることが確認されています。

屋内は落雷に対し概ね安全な空間ですが、電話線や電線、アンテナ線などは外部から屋内への雷の侵入ルートとなることがあります。また、水道管や排水管などの金属管などを伝わり、雷の高電圧が屋内に侵入する恐れがありますので、落雷時には、入浴などは避けた方がより安全です。

屋外に居て落雷の危険が迫った場合に、最もおススメの避難行動は、安全な場所にいち早く移動することです。
〇鉄筋コンクリート製の建物の内部

〇自動車や電車・飛行機などの乗り物の内部

〇避雷設備の施された建物の内部

〇本格的な木造建築物の内部
が、落雷に対し安全性の高い場所ということができます。

こういったところに避難することが難しい場合、電線や木以外の高い物から一定の距離にいれば、雷から守ってくれます。
高い木の付近では側撃を受ける危険性が極めて高いため、落雷時は、木の付近からは即座に離れ、身を低くし、安全な場所へ速やかに移動します。

避難がどうしても難しい場合は、耳をふさぎ、足を閉じてしゃがみましょう。なお、腹ばいの姿勢は、付近に落雷した際に受ける歩幅電圧による心臓への通電の可能性が高くなり、危険が増大します。


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