本日午前中、東根市内の高齢者宅に市役所職員を名乗る人からアポ電がありました。
これまでも、市内で多くの「アポ電」がかかってきています。「アポ電」とは、事前に電話が掛かってきて、息子や金融機関職員になりすまし、家族のことやお金の額を確かめる電話のことです。警戒していても、犯人は言葉巧みに皆さんを騙そうとしてきます。
また、「アポ電」が詐欺に留まらず、強盗に発展する事案も発生しています。「わたしは大丈夫」と思わず、不審な電話がかかってきたら、すぐに村山警察署(52-0110)や最寄りの交番・駐在所、東根市消費生活センター(42-1111)にご相談ください。
こんな電話は注意してください●息子や孫を名乗って、
「会社のお金を使い込んだので、現金を送ってほしい(持ってきてほしい)。」
●警察官や銀行協会などの職員を名乗って
「口座が悪用されているので、預金を引き出してください。職員が自宅までその現金を受け取りに行きます。」
●社会保険庁や市役所などの職員を名乗って
「医療費等の過払い金をATMで返金します。」
●NHKやTV局、NTTなどの既存の団体の職員を名乗って
「アンケート・調査をしていますのでお答えください。」
被害に遭わないために
①断るだけでは不十分です。
・日中一人の時は電話に出ない。留守電で対応する。
・個人情報は教えない。
・不審な電話が来たら警察へ。
②絶対扉を開けてはダメ!
・日中は居留守を使う。
・来訪者の所属を聞き、確認する。
・玄関先にカメラなどを設置する。
アポ電の被害が「詐欺」から「強盗」に発展しているので、「話を聞いた上で断る」というのは非常に危険な行為です。犯人は些細な会話の中から強盗に繋がる情報を聞き出そうとしています。どんな電話がかかってきても、個人情報に繋がるものは一切教えないようにしてください。一番の対策は、日中は留守番電話にして、必要な時は自分からかけなおすことを習慣にしてください。