1月15日から21日は、防災とボランティア週間でした。
一般的に定年を迎える60歳を過ぎても、老後の暮らしは約20~30年間続く時代になりました。その長い老後期間に、「生涯現役」を掲げて仕事や地域活動に精を出す高齢者が増えています。中でも、ボランティア活動は、就労と並んで高齢者の活躍の場となり、生きがいになっているのです。
高齢者がボランティア活動を行うメリット
〇生きがいを感じることができる
歳をとると人に助けられることの方が多くなりますが、ボランティア活動を行うことで、人の役に立つことができます。それにより、社会への貢献意識が芽生え、色々な人と交流を深めることで生きがいを持つようになります。
〇健康づくりに役立つ
家の中にいることで、筋力がなくなり足腰が弱くなったり、老人性うつになったりするリスクが上がります。
ボランティア活動は外出のきっかけとなり、運動不足が解消され、同時に気分転換になりストレスも解消されます。
〇地域とのつながりができる
ボランティアをすることで、地域の人と交流を深めることができるだけでなく、いざとなったときに協力を仰いだり、孤独死などのリスクを回避したりすることができます。
〇ポイントを現金に交換できる
東根市では高齢者ボランティアポイント事業を行っています。ボランティアに参加すると、ポイントが貯まり、現金に交換することができます。
ボランティア活動の内容は、元気な高齢者が、要介護認定を受けている高齢者に対して、介護支援を行うといったものが中心です。ボランティア活動を行う高齢者自身の介護予防にも繋げてほしいという目的があります。