浴槽・風呂釜への影響
浴槽などの浴室製品、風呂釜(給湯器)、ジェット噴流や気泡噴流機能がある機器製品の「取扱説明書」と、入浴剤などに表示された「使いかたや成分表示」などの注意事項をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
強酸性・強アルカリ性になる入浴剤及びイオウ分を含む入浴剤は、浴室関連製品の腐食や変質劣化の原因になりますので使用をお控えください。また、入浴剤の種類によっては、浴槽の底や浴室の床が滑りやすくなりますので注意してください。
浴槽まわりのお手入れお掃除
使用後は、残り湯や排水、飛散した水滴を残したままにせず、浴槽・浴槽の縁・浴槽の循環口の少し奥まったところ、鏡、壁・床、浴槽の排水栓、浴室の排水口周辺などを、必ず柔らかいスポンジや布を用いて十分に水洗いしてください。
洗濯への影響
入浴剤を使用した家庭風呂の残り湯は、洗濯用水として使われることがしばしばあります。この残り湯は洗剤の洗浄力にはほとんど影響はありませんので、洗濯用水として使用できます。商品の注意書きをよくご確認ください。
しかし、この淡い色の残り湯を洗濯に使用するために、衣類への着色が問題として取り上げられることがあります。これらを未然に防ぐために、入浴剤を使用した残り湯を洗濯に使用する時は、洗剤を用いて洗ったあと清水でよくすすぎ、柔軟仕上げ剤を使用することをお勧めします。ほとんどの入浴剤は使用方法の注意書きに、残り湯と柔軟仕上げ剤の併用を避けるように表示がされています。なお、柔軟仕上げ剤入り洗剤は使用いただけます。
入浴剤には有効成分のほかに色素・香料等が配合され、快い香りと美しい色調の浴湯は疲れをいやし、ひと時のバスタイムを楽しませてくれます。