介護をしながら働き続けるためのポイントをご紹介します。
介護に直面したとき
〇ポイント1
職場に「家族等の介護を行っていること」を伝え、必要に応じて勤務先の「仕事と介護の両立支援制度」を利用する。
▶法律では、どのような「仕事と介護の両立支援制度」があるか知りたい。
▶会社に相談したら、介護休業などの両立支援制度はないから退職するように言われた。
▶要介護2以上ではないこと、医師の診断書がないことから制度を利用させてもらえなかった。
というような時は、山形県県の労働局雇用環境・均等部(室)へご相談ください。
〇ポイント2
介護保険サービスを利用し、自分で「介護をしすぎない」
▶介護に関することや介護サービスなどについては、地域包括支援センターや市へご相談ください。
〇ポイント3
介護保険の申請は早めに行い、要介護認定前から調整を開始する。
〇ポイント4
ケアマネジャーを信頼し、「何でも相談する」。
〇ポイント5
日頃から「家族や要介護者宅の近所の方々等と良好な関係」を築く。
〇ポイント6
介護を深刻に捉えすぎずに、「自分の時間を確保」する。
まだ介護を行っていない方
現在介護を行っていない方は「事前準備」が大切です。介護はいつ始まるか分からないからこそ、いざというときに慌てないよう、事前にしっかりと準備しておきましょう。
〇ポイント1
介護保険制度・介護サービス、両立支援制度の概要を把握しておくこと。
〇ポイント2
介護に直面した時にどこに相談すればよいか、その窓口を知っておくこと。