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東根市
地域包括支援センター
住所:東根市中央一丁目
         3番5号
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電話:0237-42-3939
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お知らせ

2022/08/04

水害の避難

| by センター

水害はある程度事前に予測ができる災害です。水害時の「避難」に関する情報を紹介します。

 

ハザードマップの活用法

ハザードマップとは、地震、洪水、土砂災害など、過去の災害データや地理情報をもとに、それぞれの地域で起こる災害を予測し、被害範囲を地図にしたもので、市役所やホームページで入手できます。

ハザードマップを見るポイント

①避難場所や避難経路を確認する

②よく使う場所なども確認する

③災害ごとにハザードマップがある

④紙で持っておく

 

車での避難は要注意

一般的に車で避難することは原則禁止と言われています。しかし、車で移動しないと不便な地域の人たちや、家族に足腰の悪い高齢者がいると車を使わざるをえません。

車での避難の心構え

①ふだんから避難先をいくつか決めておく。水につからない安全な場所であることを確認しておく。

②ハザードマップを見て、道が水につかる危ない状況ならそのルートを避ける。抜け道も複数決めておく。

③なによりもいちばん大事なのは、早めに出発する。

 

密を防ぐ避難の基本は「分散避難」

新型コロナなどの感染症対策として問題になるのはスペースの確保です。密を避ければ避難所の収容人数が減ってしまいます。避難所に行っても入れないという事態を避けるには、「分散避難」が必要となることもあります。

①自宅が安全な場合→在宅避難

②自宅が危険な場合→親族宅やホテルに避難

③車中泊

 

避難所に求められる感染症対策

避難所は人を集める場所です。新型コロナウイルスだけでなく、ノロウイルスなどさまざまな感染症の対策が求められます。

①体温計で体調をチェック

②避難者同士の間隔を2メートル以上保つ

③手洗い、うがい、そして消毒を欠かさずに

 

熱中症のリスクを避けよう

被災した上に、避難生活が長引くと疲労がたまり、体調不良や栄養不足、夏場は熱中症リスクが高まります。

①こまめに水分補給

②いつも以上に体調管理に気をつける

 

高齢者の口腔ケアも大切

「口腔ケア」とは歯を磨いたり、口をゆすいだりすることです。口腔ケア不足によって、口の中で細菌が増えていって、誤えんで肺の中に細菌が入ってしまい、肺炎を起こし死に至る場合もあります。歯ブラシなどがない場合の対策として、普通のガーゼを指に巻いて歯を拭く方法が有効です。これだけで十分な予防となります。ガムを噛んだり、水やお茶でうがいをしたりしても対策になります。


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