朝晩は涼しくても、日中は25℃を超え、熱中症の危険性も高くなります。また、まだ身体が暑さになれていないことから、熱中症になりやすいですので、ご注意ください。こんな時は、日傘が有効です。
日傘の効果
①体感温度を下げる
日陰と日向では体感温度にとても差があります。たとえば、「気温30度」の日は、日陰と日向の表面温度は20度も違いがあるといわれています。いつでも日差しの方角に合わせて日陰を作ることができる日傘は、夏の外出を少しでも快適にするアイテムです。
②紫外線から守る
最近の日傘にはUV加工がされているので、お肌の大敵、シミの原因といわれる紫外線から肌を守ります。
日傘の選び方 4つのポイント
日傘の選び方 ①UVカット
UVカット日傘とは2種類の紫外線「UVA」 と 「UVB」とをカットするために ポリウレタンなどでコーティングした日傘のことです。きちんとコーティングを施した日傘には「UVカット99%以上」など 具体的な数値が書いてあります。選ぶときにはチェックしましょう。
日傘の選び方 ②遮光
遮光とは太陽光を遮るということ。遮光率が高いほど遮熱効果(=日陰効果)が高いので涼しく、さらに紫外線からも肌を守ります。
日傘の選び方 ③色
できるだけ涼しげに見せたい日傘ですが、色によって異なる機能性もチェックしておきましょう。黒い日傘は紫外線を吸収しやすいため、紫外線対策としては効果が高いですが、熱も吸収するため、傘自体が熱くなってしまう可能性があります。白い日傘は紫外線を反射させるため、外側からの紫外線対策はOKでも、内側からの照り返しで日焼けしてしまうこともあります。意外に黄色の日傘が紫外線も吸収し、熱もこもらないようです。
日傘の選び方 ④晴雨兼用
晴れた日の紫外線対策と急な雨への対策を兼ねた晴雨兼用傘は、1本あると安心です。しかし、晴雨兼用傘は、春から夏にかけての日傘としてのデザイン・機能性をメインとしたものなので、長時間の雨には向いていません。本格的な雨には雨傘を使うなど上手に使い分けましょう。