「食品ロス」とは、食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
国内で、年間612万トン(農林水産省・環境省「平成29年度推計」)も発生しており、毎日1人当たりお茶碗約1杯分(約132グラム)に相当する量の食品を捨てていることになります。
食品ロス612万トンのうち、外食産業及び食品製造・小売業等の事業者からは328万トンが生じ、家庭からは284万トンが発生しています。
家庭からの食品ロスの要因には、料理を作りすぎたりして残る「食べ残し」、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」、未開封のまま食べずに捨てられてしまう「直接廃棄」があります。
家庭で食品ロスを減らすコツは、買い物時は「必要な分だけ買う」、調理の際は「食べきれる量を作る」、食事の際は「おいしく食べきる」ことです。
1人ひとりが「もったいない」を意識して、食品ロス削減のためにできることから始めてみませんか?
山形県では、食材を丸ごと無駄なく使う料理や、余った料理を生かしたリメイク料理などのレシピコンテストを実施し、入賞したユニークでアイデア満載の人気レシピ等をレシピ集としてまとめています。ぜひ、参考にして食品ロスを減らしましょう。
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