「虫の視点」

課題を見つけるために、自分の生活をていねいに見直してみましょう。自分の生活を思い出して、気に入っている所、不満な所をそれぞれ10個ずつ書き出してみます。自由に書き出してみましょう。課題を見つけるために、むずかしく考えるのではなくて、“自分事”として本気で取り組みたいと思えることを書くことが大切です。

「鳥の視点」

見つけた課題をより広い視点で見直してみましょう。たとえば、「ほかの人と話し合う」「別の課題と照らし合わせる」「課題について調べる」です。まず、ほかの人と話し合うことで、自分以外の人がこの課題にどのくらい関心があるのかがわかります。さらに、このとき課題をグループ分けしたり、別の課題と照らし合わせたりしてみましょう。また、ほかの地域の課題を調べることでいろいろなヒントが得られます。こうして課題をより広い視点で見直していくことで、“自分事”だった課題がだんだん“自分たち事”に変わっていきます。

出てきた問題について、課題だと思う理由を具体的に書き出していき、原因が何か思い当たることをまとめてみましょう。その原因から課題。そして、課題の優先順位も見えてきます。