土用とは、『立春、立夏、立秋、立冬の前の約 18日間』のことです。
つまり、これらの土用の期間は季節の変わり目の時期ともいうことができ、四季に合わせて4回あります。ですから、暦ではときどき「土用」の文字を目にすることになります。
4つの土用のそれぞれは、春土用、夏土用、秋土用、冬土用とも呼ばれ、2021年は次のようになります。
春土用4/17~5/4
夏土用7/19~8/6
秋土用10/20~11/6
冬土用1/17~2/2
なかなかほかの方との対面での交流が難しい昨今、はがきや手紙を使って交流を図ってみてはいかがでしょうか。今の時期であれば、暑中見舞いの挨拶になります。
暑中見舞いを出せる時期は、「二十四節気の小暑(7月7日ごろ)から、立秋(8月7日ごろ)の前日まで」です。現実には梅雨の最中では、それほど暑くないこともありますので、梅雨明け以降に出せば季節感ともぴったりになります。
立秋を過ぎれば「残暑見舞い」になります。残暑とは、こよみの上では秋になったものの、厳しい暑さが続く、という意味になります。