白露(はくろ)とは、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃です。降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていく気候となります。
七十二侯では、
初侯 9月7日〜9月11日頃
草露白(くさのつゆしろし)
草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃で、夏から秋への変わり目です。「露が降りると晴れ」という言葉があり、朝霧は1日の天気を伝えてくれます。
次侯 9月12日〜9月16日頃
鶺鴒鳴(せきれいなく)
鶺鴒の声が響きわたる頃です。鶺鴒は水辺を好む鳥のため、川の上流域に行くほど多く見られます。
末侯 9月17日〜9月21日頃
玄鳥去(つばめさる)
暖かくなる春先に日本にやってきたツバメが、暖かい南の地域へと帰っていく頃です。
次は秋分になります。