冬場は、道路の凍結や積雪による転倒が増えます。本格的に凍結する前に、歩き方のおさらいをしましょう。
雪道歩行のポイント
①小さい歩幅で歩く歩幅が大きいと足を高く上げる必要があります。そうすると自然と、重心移動が大きくなり、転倒しやすくなります。 特に高齢者は、体幹の筋力やバランスが悪くなっているので、より転びやすくなっています。足元の悪いところ、滑りやすいところでは、基本的に小さな歩幅で歩きましょう。
②足の裏を全部つける
ウォーキングでは踵から外側を通りつま先に抜ける、といった歩き方を指導されると思いますが、雪道でこの歩き方をすると、間違いなく転びます。
凍結した道路では、すり足に近い歩き方の方が転倒しにくいと言われています。積雪の量によっては、すり足では歩きにくいこともあります。その時は、ほんの少しだけ浮かせてみてください。
③時間と気持ちに余裕を持つ
雪積もっているだけで、移動に時間がかかります。それに加え、時間が迫っているとより焦ってしまいます。普段よりもプラス10分余裕をもって活動するようにしましょう。
④両手は空ける
手がふさがっていると、いざ転んだ時に身を守ることができません。手提げではなくリュックやボディバックにして、両手が自由になるようにしましょう。