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東根市
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お知らせ

2021/09/20

秋に食べたい旬の食材

| by センター

気候が涼しく過ごしやすい秋は、たくさんの食べ物が旬を迎えます。普段から店頭に並んでいる食材も美味しさを増し、調理や食事が楽しみになる季節です。

数ある旬の食材の中から特におすすめの食材を5つご紹介します。

 

1.さつまいも

さつまいもには食物繊維がたくさん含まれており、中サイズ1本(約250g)で約6gの食物繊維を摂ることができます。食物繊維は便秘予防などの整腸作用に始まり、血糖値を抑えたり、コレステロール値を下げたりと、さまざまな健康効果がある栄養素です。

また、さつまいもはカリウムも多く含んでいます。カリウムは体液を調整する働きを持つ重要な栄養素です。ナトリウム(塩分)を体外に出す働きもあることから、高血圧やむくみ予防に効果があります。

 

2.かぶ

かぶには多くの栄養素がバランスよく含まれていますが、特にβ-カロテンが重要です。β-カロテンは強力な抗酸化作用を持つので、老化やガンの予防が期待できます。また、体内で必要な分だけビタミンAに変換されるため、目の健康維持や免疫力アップにも効果的です。

ただし、β-カロテンは葉の部分に含まれているため、かぶは余すことなく丸ごと食べましょう。

 

3.柿

甘柿には、1個あたり約140mgのビタミンCが含まれています。ビタミンCは皮膚やコラーゲンの合成に関わっており、美しく健康的な肌を保つために欠かせません。また、体内の活性酸素を減らす抗酸化作用を持っているので、体内の細胞が傷つくのを防ぐ役目もあります。

また、柿にはβ-クリプトキサンチンという栄養素も豊富に含まれています。β-クリプトキサンチンには、コレステロールや中性脂肪が増える脂質異常症のリスクを下げ、後天性の糖尿病の発症リスクを半減させるという効果があると言われていますさらに、骨の代謝を上げる効果があるので、骨粗しょう症を予防する働きもあるといいます。

 

4.カツオ

カツオは美味しいだけではなく栄養も非常に豊富で、良質なたんぱく質や鉄分がたっぷり含まれています。しかし、特に注目すべきはアミノ酸の種類と量です。

アミノ酸の中には、人間の体内で生成することのできない必須アミノ酸が9種類あります。これらは成長促進や肝機能向上など、生きていくうえで欠かせない重要な役割を持つ栄養素です。カツオはアミノ酸スコアが100、つまり満点の食材です。

 

5.秋刀魚

秋刀魚はビタミンB群やミネラルなども多く含んでいますが、特に豊富なのはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の2つです。

DHAは記憶力向上や認知症予防など、脳の働きを活発にする効果があります。EPAは血液をサラサラにしたり、中性脂肪を減らしたりするので、生活習慣病予防に効果的です。

DHAEPAは青魚に多く含まれていますが、その中でも秋刀魚の含有量は群を抜いています。


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