東根市地域包括支援センター中央
 
サイト内検索

東根市
地域包括支援センター
住所:東根市中央一丁目
         3番5号
 地図
電話:0237-42-3939
FAX:0237-43-2331 

 
お知らせ

2021/10/16

10月15日はきのこの日でした

| by センター

10月はきのこが最も多く取り扱われる月です。天然のきのこも多く採れる月で、きのこ狩り、紅葉狩りなど山の幸を実感できる月でもあります。

 

きのこは、倒木や切り株などによく発生したことから「木の子」と言われるようになりました。

きのこは菌類に属し、胞子で繁殖しています。分類学上はカビに近い仲間で、細胞には葉緑素が無いため、樹木や落ち葉などを栄養源とし菌糸を張りめぐらせます。そして、胞子を生産するために菌糸の集合体である子実体を作ります。この、子実体を「きのこ」と呼んでいます。

 

日本には、4,0005,000種類のきのこが存在していると言われていますが、正確な数は分かっていません。このうち食用とされているきのこは約100種類、一方、毒きのこは200種類以上が知られていますが、その他の大半のきのこについては、食毒が不明となっています。

  毎年、秋のきのこ狩りシーズンになると、毒きのこによる中毒が各地で起きています。見分け方については、「縦に裂けるものは食用」、「色鮮やかなものは毒」、「虫が食べているものは大丈夫」などと言われてきましたが、何ら根拠はありません。野生のきのこについては、食毒を安易に自己判断しないで、専門機関の判断を仰ぐことが最良の策です。

 

きのこは低カロリー食材で、生活習慣病予防やダイエットに役立ちます。特に豊富に含まれているのが食物繊維です。きのこ類に多く含まれているのは不溶性の食物繊維で、満足感を得られやすく、早食いや食べ過ぎ防止にも効果的です。

 

ビタミン類では皮膚や粘膜の健康維持に関わるナイアシン、骨や歯の健康に関わるビタミンDが多く含まれています。糖質が気になる方も多いかもしれませんが、きのこ類にはほとんど糖質は含まれておらず、血糖値が高めの方でも安心して食べられます。

 

きのこは低カロリーかつ満足感が得られやすいということから肥満予防としても活用でき、また骨粗しょう症予防などにもおすすめの食材です。


15:17