令和4年4月26日、以下のように、独立行政法人国民生活センターより発表がありました。
このままでは固定電話が使えなくなる!?それって光回線の“便乗”勧誘かも
‐固定電話の IP 網移行に伴う利用者側での手続きは不要です‐
NTT 東日本および NTT 西日本は 2024 年1月以降、固定電話の IP 網への移行に伴い同社の局内設備の切替を予定していますが、これに便乗した光回線などの勧誘が見られますので、十分に注意しましょう。
1.相談事例
【事例1】今後固定電話が使えなくなると言われて、光回線の契約をしたがやめたい
【事例2】2024 年にアナログ回線がなくなると言われて、光回線を勧誘された
2.消費者へのアドバイス
・固定電話の IP 網移行に伴う局内設備切替では、利用者側での手続きや自宅での工事は不要です。また、利用中の電話機や電話番号はそのまま利用できます。
・固定電話やアナログ回線が使えなくなるなどといった、固定電話の IP 網移行等に便乗した光回線などの販売勧誘には十分に注意しましょう。もし不要な契約であれば、きっぱり断りましょう。
・不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう
【参考1】固定電話の IP 網移行に伴う局内設備切替について
電話サービスのために用いられている公衆交換電話網(PSTN)の設備(中継交換機・信号交換機)が 2025 年頃に維持限界を迎えることから、NTT 東日本および NTT 西日本は 2024 年1月以降、固定電話の局内設備切替を予定しています。これに伴い、固定電話の局内設備が IP 網に切り替わり、通話料金の変更等はあるが、利用者側での手続きや自宅での工事は不要です。