自治会は、一定の地域に住む人々が、自分で地域のことを考え、互いに支え合いながら、住みよい地域社会をつくるためにつくられた自主的な組織です。
自治会の役割
自治会には、自分たちのまちを住みよいまちにするために、生活環境の整備や福祉の向上、防犯、防災などの地域課題に住民同士が協力・連携して取り組む組織として、市民生活に直結した重要な役割を担っています。
自治会の活動
自治会では、豊かな地域づくりのために次のような活動を行っています。
【防災活動】 自主防災組織をつくり、防災訓練などの活動
【親睦活動】 夏祭り・盆踊り・運動会など地域交流
【環境美化活動】 集団回収や資源回収、地域清掃などによる快適な環境づくり
【見守り・防犯活動】 防犯パトロールなどにより高齢者や子どもの見守り
【情報提供活動】 市からのお知らせなど回覧板や会報紙による情報提供
地域の人たちと顔見知りになることは、お互いに支え合い気軽に協力できる人間関係が育まれます。突然の災害時には、お互いの安否確認や救助活動に大きな力を発揮します。いざという時に、充分な対応をとるには日頃からのコミュニケーションが大切です
「地域力」とは、地域に住む人たちが地域での課題に対し協力して取り組む力といえます。
日頃から気軽に声をかけあえる環境は「地域力」を高め、災害の時ばかりでなく防犯や福祉など様々な分野で効果を発揮し、より住みやすい豊かな地域づくりにつながります。
自治会の運営・組織
自治会は、地域に住む世帯や個人が加入できます。加入した世帯は、自治会主催のイベントに参加し、地域とのつながりを深めたり、自治会回覧板によって市等の行政情報や地域情報などを収集したりできます。また、総会において、自治会の運営方針(予算・決算など)が審議されます。