2020/12/06 | アイスバーン(道路の凍結)には種類があります | | by センター |
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「アイスバーン」とは凍った路面のことですが、スタッドレスタイヤを履いていたとしても滑りやすく大変危険です。
このアイスバーンには3種類があります。その多くは雪や雨が降った後の、気温が急激に低い場合に発生しやすいという特徴を持っています。
圧雪アイスバーン
積もった雪が、車の往来によって踏み固められて圧縮された状態です。他の凍結状態に比べるとスタッドレスタイヤの効果が期待できますが、滑りやすいため、過信しないようにしてください。
ブラックアイスバーン
アスファルトの表面が氷に覆われた状態です。「路面が濡れている」「気温が非常に低い」という条件で発生するため、雪が降っていなくても発生します。また、夜間は特に、見た目では凍っているのかどうか分かりにくいという特徴もあります。
ミラーバーン
文字通り鏡のようにつるつるしており、比較的見分けやすいという特徴があります。非常に滑りやすく危険度が高いアイスバーンですので、交通量の多い場所を走行する際には特に気をつけてください。
アイスバーンが疑われるときは運転を控えるようにしてください。どうしても運転しなければならないときは、「極端にスピードを落として走る」「車間距離を十分にとる」ようにしてください。
アイスバーン走行時は運転の仕方にもコツがあります。止まりたい地点よりもずっと手前の位置から、何回かに分けてブレーキを踏むようにしてください。また、車がスリップし回転し始めるのは、ほとんどの場合ハンドルを切っているときですので、カーブの途中でブレーキを踏むことも、スリップの要因となります。
安全運転を心がけてください。