東根市SOSネットワーク
認知症のある高齢者は、病気により記憶力や場所を認識する力が低下することで、外出しても道や場所が分からなくなり、迷子になってしまうこと(徘徊)があります。
東根市においても、徘徊した認知症高齢者が警察署に保護されるケースが増えています。
平成26年10月より、徘徊している認知症高齢者の早期発見とその家族の精神的負担の軽減が図れるように東根市SOSネットワークを整備しています。
認知症のある高齢者を介護しているご家族のみなさん、
東根市SOSネットワークへの加入を考えてみませんか? ○対象者は?
東根市在住で、徘徊し行方不明になるおそれのある高齢者や若年性認知症等のある方
○登録方法は?
家族等の申込により、対象者の情報や緊急連絡先等を東根市役所に登録します。
登録後、緊急連絡先等を印刷した布のシートを配布します。
布のシートはいつも着る上着や持ち歩くバッグなどにアイロンで貼りつけることができます。
行方不明時には、登録した内容を関係機関に登録情報を事前提供し、早期発見に役立てます。
○登録料は?
無料です。
認知症高齢者見守りネットワーク
(SOSネットワーク)フローチャート

○緊急おたすけカード
東根市在住で、徘徊し行方不明になるおそれのある高齢者や若年性認知症等のある方
○緊急おたすけカードとは・・・いざという時の医療情報
もし、救急車を呼び救急隊員がかけつけた時に、救急隊は病院に患者の状態を伝えなければなりません。その時に名前、持病、アレルギーの有無 血液をサラサラにする薬、常用薬等の情報があれば、よりスムーズな対応が期待できます。 あらかじめこのカードに記入していれば、救急隊に的確な医療情報が伝えることができます。
○緊急おたすけカードの使い方
①家族がもしものとき、あなたは落ち着いて行動できますか?
傷病者の家族は傷病者が重病なほど気が動転し、119番通報で、必要な情報を伝えることができないことがあります。
②東根市おたすけカードを冷蔵庫に貼っておきましょう!
介護保険証や医療保険証と一緒に管理したり、携帯用として常備したりするなど使い方は様々ですが、もしものとき、あらかじめご自身の情報を記入した緊急おたすけカードを冷蔵庫に貼っておけば安心です。冷蔵庫はどこの家庭にもあり、救急隊も見つけやすく、地震等の災害にも強いです。また通常は家の奥に設置することが多い冷蔵庫は個人情報の保護の観点からも「貼る」場所としてお勧めします。
※大切な個人情報です。部屋のレイアウトによっては外部の方の目に触れやすく、情報漏えいの恐れがある場合等は貼付せず、ご自身、ご家族で管理するなど個々で判断しご活用下さい。
③新たな病気や服薬内容等が変わった場合は必要に応じて情報の更新をお勧めします。
更新用の東根市おたすけカードは、東根市福祉課:長寿支援係、東根市地域包括支援センター中央、東根市地域包括支援センターしろみず・しろみずサブセンターに設置してあります。
④救急隊に東根市おたすけカード・お薬の説明書を渡しましょう。
到着した救急隊に渡すだけで、慌てることなく傷病者の情報を伝えることができます。緊急おたすけカードと、お薬の説明書を一緒に備えておきましょう。
⑤スムーズな病院搬送につながります。
救急隊は、本人の状態や緊急おたすけカードの情報を参考に病院を選定したり、応急処置を行ったりするなどスムーズに病院へ搬送することができます。
※救急対応時の状況(貼付場所など)や救急隊の判断により活用しない、出来ない場合もあります。
※生活に不安を感じたら「高齢者見守りネットワーク」への加入をお勧めします。