脱水症でも認知症様症状を引き起こすことはご存じですか？
脱水がひどくなるとせん妄や記憶力の低下、異常行動を起こします。急な体調不良や性格の変化は脱水の可能性があります。水、白湯、麦茶、経口補水液などで水分補給をしましょう。

高齢になると喉の渇きを感じにくくなったり汗をかきにくくなったりするので、水分摂取量が少なくなりがちです。失禁しやすいのでトイレの頻度を抑えるために水分は摂らないという人もいるかと思います。ですが、水分を控えすぎると生命維持に必要な水分量を満たせないので、必要な分は飲むようにしましょう。
脱水症予防のために、1.5リットル/日の水分摂取が推奨されていますが、どのくらい飲んでいますか？起床後、朝食時、10時頃、昼食時、15時頃、夕食時、入浴前後、就寝前にコップ1杯程度の水を飲むと1.5リットル程度になります。
腎機能や心機能の低下で水分制限がある場合は、主治医にどのくらい飲んでいいかを確認しましょう。